旅する本棚

「東京 島のわ通信」参加の50店舗を6つのテーマで「沖縄カルチャーWEBマガジン ハブコネクション」が特集。今回は、女性ひとりでも気軽に入れるカウンターのある気さくな沖縄居酒屋をピックアップ！

「沖縄酒場 ごっぱち」

「ごっぱち」は、中央線沿線で沖縄出身者と地元民を長年支えてきた、高円寺にある沖縄料理店。 「58」マークの国道さながらの看板が目印の、路面に面した1階で女性でも気軽に入りやすいお店。手作りの店内は、オリオンビールの樽が椅子になっていたり、琉球ガラスの浮き球の照明がかわいい。観音開きの棚を改造したオシャレなカウンターの椅子は、荷物の多い女性でも安心。エイサーの衣装のノリの良いスタッフさんの接客は元気をくれる。オススメは「大東ずし」。仕入れによってネタが変わる沖縄直送の鮮魚を漬けにしたお寿司は泡盛がすすむ。

「リトル沖縄」

長い11席もあるカウンターが店内の顔の「リトル沖縄」は、忙しくて沖縄に行けない人のために作られたちいさな沖縄。銀座の高級飲食店が立ち並ぶ立地で19年間、近くの飲食店のスタッフさんやOLさんの沖縄力を支える台所。予約を入れるとオリジナルキャラクターの「ゆいちゃん」と「まーるくん」が描かれたウエルカムカードが迎えてくれたり愉快なお話が魅力の店長さん、スタッフさんが温かくおもてなしをしてくれるので、ひとり飲みでもあたたかい。オススメは「イカスミ焼きそば」。自家製の沖縄そばの麺 を使用した真っ黒な焼きそばは愛がスパイス。

「花唄 広尾店」

オシャレな街、広尾にあるのが「花唄」。流行に敏感な近隣にお勤めのOLさんが多く訪れるお店。居心地の良い空間に常連の女性のお客様も多いのだそう。カウンターはキッチンとの距離が程よく、スタッフさんとの会話が弾むつくり。壁をつくらない、いい意味でゆるい接客にスタッフさんとのお話を楽しみに来店する方がほとんど。沖縄の雰囲気とお客様を大事にしている「花唄」は、仕事の疲れを癒しに行きたいお店。オススメは「スパムポテトサラダ」。みんな大好きポテトサラダに、ゴロゴロスパムをトッピング！ 女子でもペロッと食べれちゃいます。

「沖縄料理と島酒 なんちち食堂」

沖縄に昔からある食堂を、そのまま東京で再現しているのが「なんちち食堂」。かわいい響きの「なんちち」とは、「おこげ」の沖縄言葉。壁にあるお品書きや、カウンターは沖縄の食堂に行ったことがなくても懐かしいノスタルジックな雰囲気。ランチはもちろん、夜も定食メニューがあるから、食事だけでも入りやすい。しかもオリオンビールのセットもあるので、晩酌しながら定食、なんてオツな組み合わせが仕事帰りの女性にもありがたい。こんな行きつけのお店があったら、かっこいい女子。オススメは「ナーベラー味噌煮込み」。ヘチマと野菜とコンビーフハッシュの味噌炒め煮は、アンダミース(油味噌)が味の決め手。

企画 東京 島のわ通信
監修 沖縄カルチャーWEB マガジン ハブコネクション http://habu-connection.jp/
photo Macoto Miura / writing Yuko Kanai

　
本ページ内掲載の内容は2015年2月現在のものです。
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