旅する本棚

「東京 島のわ通信」参加の50店舗を6つのテーマで「沖縄カルチャーWEBマガジン ハブコネクション」が特集。前回に引き続きお店一番の看板男子がおススメの一品をお届けする「女子の気持ちをワシヅカミ "看板にーにー" × "一押し料理"」の第2弾。

「はいさいキッチン」

奥井直哉(おくい なおや)さん 30歳。東京代官山にある「はいさいキッチン」オーナーシェフさん。モデルさんのように長身でスラッと！穏やかな雰囲気の中に料理への情熱を覗かせます。長期休みを利用してよく沖縄へ旅行し離島めぐりをするという奥井さん。中でも波照間島と鳩間島がお気に入りなんだとか。奥井さん一押しのメニューは「代官山ラフテー」¥1,500(税抜)。泡盛と赤ワインで煮込んだラフテーの仕上げと決め手はバターソース。見た目も華やかなプチ贅沢なラフテーは爽やかなコクが「はいさいキッチン」流。

「琉球料理・島野菜 土の実」

川原雅貴(かわはら まさたか)さん 27歳。東京銀座にある「土の実」のおおらか且つテキパキした店長さん。お顔立ちから沖縄出身かな、と思いきや長崎県の出身。琉球大学進学をきっかけに沖縄県の中城村と西原町に住んでいたことがあるそう。川原さんオススメのメニューは「エスニック風ソーミンチャンプルー」¥980(税抜)。まずはそのまま、次にパクチーの入った出汁ベースの特製タレにディップして、最後にライムをしぼって、と3段階の味の変化が楽しい一皿。いつもの沖縄料理にアレンジを加えたヘルシーな料理は特別なごちそうにオススメなんだとか。

「あちこーこー酒場 合家」

沓沢謙次(くつざわ けんじ)さん 33歳。東京人形町にある「合家（ごーや）」のお話上手なスタッフさん。お店のスタッフの仲が良く、沓沢さんはその中でも兄貴タイプ。ワイルドな雰囲気の中におちゃめな一面も。お仕事で泡盛の酒造メーカー巡りに一人で訪れた沖縄では合間に沖縄美ら海水族館に行ったそう。一人で行ったため、足早になんと 15 分であの大きな水族館を見終わってしまったとか。沓沢さん一押しのメニューは「島とうがらしの塩焼きそば」¥800(税抜)。沖縄そば麺を使用した塩味の焼きそばは、輪切りの島とうがらし入りでほんのり辛みがありくせになる一品。

「沖縄酒場 SABANI」

野崎洋平(のざき ようへい)さん 35歳。代田橋、沖縄タウン内にある「SABANI（サバニ）」のオーナーさん。沖縄料理や泡盛について背景からロマンの部分まで丁寧に教えてくれる野崎さん。熱いです。野崎さんからはとにかく熱を帯びたロマンが溢れています。自動車運転免許合宿が沖縄との最初の出会いで、最近は八重山諸島にある黒島で牛を見たりクジャクを見たり何もせずのんびり過ごすのがお気に入り。野崎さん一押しのメニューは「オオタニワタリのサラダ」¥550(税抜)。石垣島で採れる山菜の希少な新芽は自家製ごまドレッシングと相性抜群。美しい緑が目にも優しいオオタニワタリはシャキシャキとした食感がたまらない。

企画 東京 島のわ通信
監修 沖縄カルチャーWEB マガジン ハブコネクション http://habu-connection.jp/
photo Macoto Miura / writing Yuko Kanai

　
本ページ内掲載の内容は2015年2月現在のものです。
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