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冬しか見られない! 北海道の絶景 ~vol.1 層雲峡氷瀑まつり~ 案内人 誌歩

北海道といえば、春はピンクの芝桜から始まり、良い香りが漂うラベンダー畑、夏は地平線まで広がるひまわり畑、秋の牧草ロール……etc. 季節を追うごとに、自然が衣替えをしているかのようにカラフルな大地です。そして、忘れてはならないのが、一番長い冬の季節。今回の特集では、今年もやってきた、この冬の季節にしか出会うことができない「北海道の冬の絶景」をご紹介します。1回目の今回は、雪と氷のフェスティバル。さっぽろ雪まつりだけじゃない、冬のお祭りの絶景です。

まるで「アナ雪」の世界! 夜だけ彩りを変える雪と氷のフェスティバル層雲峡氷瀑まつり

写真:堀町政明/アフロ

北海道中央部の上川町で毎年開催されるお祭り。石狩川沿いに設営される会場には、数カ月かけて造られる、巨大な氷のモニュメントが立ち並びます。
昼は氷の街をてくてく散策してみて! 身長の数倍にもなる氷の像の間を抜け、雪の階段や洞窟を通ると、まさに映画『アナと雪の女王』のワンシーンの中に紛れ込んだよう。
でも、なんといってもオススメなのは夜のライトアップ。七色に照らされた氷の世界が、幻想的な光景を作り出し、昼間とはまるで違う表情を見せてくれます。なんと、期間中は冬花火も打ち上げられるとか。

たとえばこんな絶景旅プラン

Day1

あさひかわラーメン村

旭川ラーメンといえば、醤油ダレ。昔ながらの具材は、ネギ、メンマ、チャーシューとシンプル。ホタテやコーン、バターなど、北海道の特産品をトッピングしたラーメンも。食べ比べるなら「あさひかわラーメン村」が便利です。【DATA】住所:旭川市永山11条4丁目パワーズ内/時間:11~20時(店舗により異なる)/休み:店舗により異なる/TEL:0166-48-2153

写真:旭川市旭山動物園

旭川市旭山動物園

動物の自然な生態が見られる行動展示がウリ。冬には雪の上を散歩する、かわいいキングペンギンの群を見られます。【DATA】住所:旭川市東旭川町倉沼/時間:10時30分~15時30分(2015年4月7日以降は要確認)/休み:12月30日~1月1日(2015年4月7日以降は要確認)/料金:820円/TEL:0166-36-1104

Day2

流星・銀河の滝

激しく力強い「流星の滝」と、細く白糸のような「銀河の滝」。対照的な2つの滝は、層雲峡温泉を代表する景勝地。冬場は氷結し、他の季節とは違った趣きになる。「氷瀑まつり」の名前の由来はここから。【DATA】住所:上川町層雲峡/見学自由 /TEL:01658-5-3350(層雲峡観光案内所)

第40回 層雲峡氷瀑まつり

層雲峡温泉の冬の一大イベント。氷のトンネル、アイスドーム、オブジェなどが並ぶ。夜はライトアップで幻想的な雰囲気に。2月中は毎日、1・3月は週末に花火が打ち上げられ、夜空が華やかに彩られる。2015年の開催期間は1月24日~3月29日。【DATA】住所:北海道上川郡上川町層雲峡/時間:9~22時/休み:無休/料金:入場300円(協力金)/TEL:01658-2-1811(層雲峡観光協会)

層雲峡温泉

日本最大の国立公園「大雪山国立公園」にある黒岳の麓に位置する、北海道有数の規模を誇る温泉郷。雪見を楽しめる露天風呂を備えた宿も多い。ニジマスや山菜など、北海道の食材を使った料理も味わえる。【DATA】住所:北海道上川町層雲峡/TEL:01658-2-1811(層雲峡観光協会)

Day3

大雪高原旭ヶ丘

圧雪車に体験乗車できるスノーキャットクルーズ20分3600円、スノーモービルが牽引するボートに乗るスノーラフティング10分1800円など、冬のアクティビティが充実。【DATA】住所:上川町菊水841-8/時間:10~15時/休み:12月上旬~3月下旬営業(~1月23日は年末年始、月曜休。1月24日~は土・日曜、祝日のみ営業。他施設は要問合せ)/TEL:01658-2-4655(NPO法人旭ヶ丘)

行程

1日目 旭川空港まで移動→バス・宗谷本線→あさひかわラーメン村
あさひかわラーメン村でランチ→旭山動物園→旭川/泊
2日目 旭川→バス→層雲峡温泉
層雲峡温泉でランチ→流星・銀河の滝→氷瀑まつり→層雲峡温泉/泊
3日目 層雲峡温泉→バス→上川→大雪高原旭ヶ丘
大雪高原旭ヶ丘でランチ→上川→石北本線→旭川→宗谷本線・バス→旭川空港→帰宅

旅の情報

予算 約6万円 ※現地で必要な金額の目安です
絶景までのアクセス 旭川空港→バス→旭川→バス→層雲峡温泉(氷瀑まつり会場)

~冬しか見られない!北海道の絶景~
vol.2 美瑛町のサンピラー
vol.3 利尻富士
vol.4 摩周湖の星空

PROFILE 詩歩(Shiho)

1990年生まれ。静岡県出身。早稲田大学卒。運営するFacebookページ「死ぬまでに行きたい! 世界の絶景」が60万以上の「いいね!」を獲得。2013年8月に同名書籍化し、オリコンランキングにて2部門で1位を獲得するなど話題に。翌年、続編となる『日本編』を出版し、シリーズでベストセラーとなっている。現在は「絶景案内人」として活動し、旅行商品のプロデュースや講演活動、企業とのタイアップなどを行っている。

本ページ内掲載の内容は2014年12月現在のものです。
ご利用の際はご注意ください。
 

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