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沖縄音楽旅行タイアップ企画 
女流歌人「恩納ナビー」|本島北部 | 歌碑編
NAVIGATION & TEXT by 掘内歌奈子 PHOTO by Akala Photo

奔放に生きた女流歌人「恩納ナビー」。

琉球古典音楽「御前五風節」の中のひとつ「恩納節」の歌碑。大きな松と、ナビーと松金との愛の舞台であった恩納岳をのぞむ。ダイナミックかつ自由奔放な表現で恋を歌った女流歌人、恩納ナビー。その琉歌は、現在も多くの県民に愛されている。恩納ナビーの歌碑を訪ねる音楽旅行、唄者 掘内歌奈子がナビゲートします。

掘内歌奈子の歌碑探訪記

恩納ナビーは、1700年代の伝説的な女流歌人である。恩納村の農村で生まれ、多くの琉歌を詠んだ。当時、封建的な農民の生活の中で、尚敬王時代の最も権力のあった蔡温が「シヌグ踊り」、つまり「毛遊びを」禁止したために、ナビーは、恋仲だった松金との恋をテーマに、社会を軽妙に皮肉った。これが、「御前五風節」のひとつとして現在も歌い繋がれている「恩納節」である。
ナビーの琉歌の中で、特に多くの共感を生んだ歌3首を辿ってみた。私の恩納ナビーとの出会いは、師匠大城美佐子のまた師匠、知名定繁が作曲、補作詞した「恩納ナビー」。知名の作詞した琉歌とナビーの詠んだ琉歌がつらねとなり、蘇った。 彼女の歌が、300年も経つ今でも共感出来るのは、短的に凝縮された美しい琉球の言葉が万葉的に綺麗に表現されながら、大胆に愛の形をダイレクトに表現している点にある。30文字(琉歌は8、8、8、6で詠まれる)の歌から、奥行きのある物語が浮かぶナビーの歌。歌碑を訪ね、この愛の舞台、恩納村を旅しては如何だろう。時空を越えた音楽旅行を楽しんでいただきたい。

【取材協力】恩納村商工会/恩納村博物館/YANBARU HARUSAA’S TABLE kaito +

女流歌人「恩納ナビー」|本島北部 おすすめDisk

【大城美佐子/大城美佐子 ベスト 愛唄(かなうた)】

ARTIST:大城美佐子
CD TITLE:『大城美佐子 ベスト 愛唄』
RELEASE:2014年7月16日
PRICE: 4,104円(tax in.)
CODE: VZCG-8553~8554
詳細:KANAUTA Special Website

内容:デビュー曲「片思い」が1962年に大ヒットを皮切りに数々の名曲、ヒット曲を生み不動の地位を築いた大城美佐子。現在も国内、海外を問わずライブ意欲的に展開している。
沖縄民謡界最高の男性歌手として人々の記憶に刻まれている故 嘉手苅林昌とのデュエットで、コンビ唄の代表作を数々生み出した。過去の貴重なレコードの初CD化9曲、15年以上埋もれていた未発表曲11曲を含む全33曲を収録。大城美佐子の音楽活動をたどる作品であると同時に、沖縄民謡の系譜を知る上で、大変貴重な作品。知名定繁作曲「恩名ナビー」 (98年録音)も収録されている。

掘内歌奈子 PROFILE

北海道 函館生まれ。沖縄民謡に出会い沖縄へ移住。大城美佐子に弟子入りし14年。民謡酒場「島思い(しまうむい)」などで経験を積み重ね、沖縄県内外はもとより海外でも公演活動。2011年には、大城美佐子&掘内歌奈子で念願のCD『歌の縁』をリリースした。

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